シスメックスはモンゴルの保健・スポーツ省と感染症検査の精度向上を目的として、「外部精度管理」や「基準検査室」の構築を支援する契約を結んだと発表した。契約は3月11日付で締結。期間は2017年6月30日までで、これ以降は3年ごとに契約を更新する。モンゴル政府が定める検査室に対し、シスメックスの全自動免疫測定装置を設置する。

  外部精度管理とは、検査の精度向上を目的に多数の臨床検査室に対して模擬検査を求め、結果を評価すること。基準検査室は、モデルになる臨床検査室のことをそれぞれ指す。シスメックスはこれまでもモンゴルの検査室で血液検査や生化学検査の精度向上や基準検査室の構築に共通してきたが、感染症の分野でも支援する。

 モンゴルは過去10年間、実質GDP成長率が平均で9.2%と高成長が続く。これを受けて政府はインフラ整備や医療水準の向上を進めており、この一環で感染症検査の精度を高める取り組みにも動いているという。